3年生は総合の時間に、「聖籠町はかせになろう」と銘打って、聖籠町のことを学習しています。今日は、その学習の一環として聖籠町の蓮潟地区に伝わる『蓮潟神楽』を蓮潟神楽保存会の方から見せていただくことができました。『蓮潟神楽』は、今から250年以上前、蓮潟地域の干拓作業の合間の余興として生まれたものだそうです。昔はたくさんの演舞があったそうですが、今、受け継がれているのは数種類となってしまったこと、獅子や天狗の意味などたくさんのことを教えていただきました。そして、実際に演舞を見せていただきました。子どもたちは迫力ある舞いに大興奮で、終わった後は「こんなにすばらしい蓮潟神楽を見せていただきありがとうございました。」とお礼を述べていました。保存会の方が最後に「この蓮潟神楽も確かにすばらしいものだけど、みなさんの周りにはもっともっとすばらしい伝統や文化がある。ぜひ、そういったものに触れ、この地域の良さをもっと知っていってもらいたい。」とお話しくださいました。今日の学習をきっかけに、この子たちの中から将来、蓮潟神楽を伝承する子が出てきたらいいなぁと思わずにいられませんでした。